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続)ブラシレスモーターをばらしてみた。

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どうもヨシオです。 先日、ブラシレスモーターの結線方法で・・ スター結線が主流で、デルタ結線だともっさりする。。 って、書いたのですが・・ ワタシの手持ちのモーターを色々見ていくと・・ デルタ結線のモーターも結構存在してまして・・。。 結局、飛ばしてみないとわからない。 と、いうことがわかりました。。 さらに、同じモーターのKV値を変えるために結線方法が使われている例を見つけました。 それは、ワタシがよく使っている EMAXの1306モーター です。 ワタシの手持ちは、ピークパワーばかりに目がいって買った4000KVばかりです。 4000KVって・・どうやらデルタ結線なんですよ・・ ラインナップに2700KVと、4000KVがあります。 左が2700KVで・・右が4000KVです。 ほら・・わかりますか?手前に写っている2700KVモーターのコイルの部分にスター結線をシュリンクチューブで巻いたものが見えます。 <拡大> ということで、、 2700KVはスター結線で、4000KVはデルタ結線です。 メーカースペック表からだと・・ 4000KVの方が・・電流値が倍で、推力は1.5倍ぐらいに書いてありました。。 効率でいくと、スター結線ですが・・電流を多く流せるデルタ結線の方がパワーは出る。 と、いった感じでしょうか・・。 ホビーフライトで飛ばすぐらいだったら・・スター結線のモーターを選んで燃費を良くして、、 軽いバッテリーをチョイスする機体構成もありますねぇ。。 どうもヨシオでした。。

プロペラサイズについて考える

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どうもヨシオです。 クワッドのプロペラサイズっていろいろありますよね。。 さいしょは、31mmの65WOOPから初めて・・ 75サイズの40mmペラを使うようになり・・ 2インチペラになり・・ そのたびにパワーが上がっていって面白かったです。 我が家にもいろんなサイズのプロペラがそろいました。。。 5インチって・・巨大ですね。。 今回は、推力とか小難しいことは置いといて・・ 単純にプロペラの呼び名でどれぐらい差があるのかを考えてみました。 まず、プロペラの呼びからプロペラが回転している面積を求めました。 こんな感じですね。 呼びのサイズでは、そんなに差がないように思うのですが・・ 面積にすると・・かなり差があります。。 WOOPのときは、百の位なのに・・5インチは万の位・・ 次に対比を早見表にしてみました。 左の枠内のサイズを基準にして 右に並んでいる数字が 上の欄のプロペラとの倍率です。 今、WOOPを飛ばしている人がいるとして・・ 次に5インチ飛ばしてみよう~ってやると・・ およそ17倍の力を出しうるものを飛ばすことになる・・ (ホンマカイナ・・) メーカーのスラスト表なんかを見ると・・ 31mm用の0802モーターなんかが、推力@30gも出せばいい方か・・ 5インチの2206で推力@1600gぐらいか・・ これでいくと・・53倍になっちゃうな・・まあ機体重量が違うから意味のない数字か。。 先日、初めて4インチ飛ばしたとき・・ 3インチとは、まるで浮遊感が違ったんだよねぇ~~。。 その対比1.78倍。。そ・・そうなのかな・・。。 まあ感覚の目安にはなるかな?? 1インチサイズ上げるとおよそ5割増しのパワーになる。。 どうもヨシオでした。。

ブラシレスモーター・・ダブル巻きを考える

どうもヨシオです。 モーターコイルの・・ダブル巻き 今まで見かけたことはあったのですが、そこまで気にしていなかったんですよね。。 なんでそんなことしているのか・・ ちょっと考えてみる。。 コイルの抵抗値を考えてみる・・ 全長30センチの銅線を使って巻いたコイルがあったとします。 コイルA:200回巻きました コイルB:銅線を半分にして、2本100回巻きました このコイルBがダブル巻きになりますね。 全長は、同じなので直径が同じコイルができます。 抵抗値は100回巻いた方が、200回巻いた方の半分になりますね。 と、いうことは、、 10Vの電源があったとします。 コイルAの場合・・抵抗値が2Ωだったとすると、、 オームの法則から、 I=V/R・・10 / 2 = 5(A) コイルBの場合・・コイル1個あたり抵抗値が半分の1Ωとなって、、 10 / 1 = 10(A) コイル片方に10A流れるということは・・合計で20Aも流れるのか?? 電流値はダブルの方は、4倍になりますね。。 でも磁力は、長さが半分のコイルに倍の電流が流れて・・コイルA1個分になって・・ それが2本あるから磁力は2倍なのかな?? トリプル巻きにすると・・抵抗値は、、0.67Ω 10 / 0.67 = 14.9(A) 電流値は・・44.7(A)か・・ 磁力は3倍か・・ 磁力の強さが実際の回転にどのように出てくるのか・・やってみないとわからないが・・ ・・電流値が上がっているので・・実際流したら・・モーター燃えそうだし。。 ・・熱の影響で抵抗値上がって電流値下がるだろうし。。 あとは、実際どうなるかだ・・ いやー。。モーターの巻線だけでも色々と、、考えることがあるんだなぁ。。 バッテリーのチョイスにもよるし・・ スロットルのかけ方でも違うし・・ どうもヨシオでした。。

続)ブラシレスモーターのスター結線と、デルタ結線を考える。。

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どうもヨシオです。 ブラシレスモーターのスター結線と・・デルタ結線でまだモヤモヤしております。。 色々ネットを漁ってますと・・同じ条件だと、デルタ結線の方が3倍電流が流せるのでパワフルなんだそうです。。(いやーこの歳になってこの辺りの勉強をすることになるとは・・) 今回は、コイルの数が12 磁石の数が14個あるモーターを考えてみました。 5インチ機なんかに使われているモーターですね。。 14p12sっていうそうな・・ それでは・・マンガを描いていきましょう・・ コイルって抵抗になるので抵抗の記号で表しました。 赤で表したのがN極になるように巻いたもの、青がS極になるように巻いたものを表しています。 次に、モーターのマンガ。。 回りの長方形が磁石で14個付いてます。 中央にあるステーターと呼ばれるコイルが巻いてあるものが12コイル分あります。 14p12sのモーターは、こんなふうにつなぐそうです。 3つの端子から配線しました。表記はUVW。。モーターの表示によく出てくるUVW。。 ・ ・ ・ ・ ・ 今回は、デルタ結線から見てみます。 デルタ結線の配線はきれいですね! そこに電気を流します。 右側のモーター図は、コイルの磁力の強さを色の濃さで表現しました。 赤い配線がプラス側、U相から入って・・一個目のコイルの前で並列回路になります。 オレンジの配線と、ミドリの配線。 オレンジ側が、コイルが4つ。ミドリ側が、コイルが8つぶら下がっています。 ミドリ側の電気抵抗が、オレンジ側の倍ですので、、 例のごとく、電流は分散されます。半分づつではなく、 流れやすいオレンジ側に2/3、ミドリ側に1/3です。 ちょっと、確認のために計算してみましょう。 【条件】 バッテリーからの電圧=10V コイルの電気抵抗=1Ω オレンジ側の抵抗値・・1+1+1+1=4(Ω) ミドリ側の抵抗値・・1+1+1+1+1+1+1+1=8(Ω) 直流回路の電圧は、並列回路には等しくかかるそうな・・ 電流値をオームの法則でもとめます。 オレンジ側の電流・・10(V) / 4(Ω) = 2.5(A) ミドリ側の電流・・10(V) / 8(Ω) = 1.25(A) 合計で3.75Aだそうです。 デルタ結線に10Vで印可したら、3.75A流れる。。 ・ ・ ・ ・ ・ 次にスター結線。。 スター結線の方がお休みを...

ブラシレスモーターのスター結線と、デルタ結線を考える。。

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どうもヨシオです。 ブラシレスモーターのことをあれこれ考えるのが楽しくなりました。 今回は、9コイル磁石が12個のブラシレスモーターを、 スター結線した場合と、デルタ結線した場合を電気回路で考えてみます。 青いジグザグが抵抗の記号になります。 ステーターの9コイルを表現するのに9個配置しました。 そこに、ブラシレスモーターの配線をします。 各相の名称をUVWとしました。 ・ ・ ・ ・ ・ スター結線をしてみました。 電気を流す前です。ただの線にしました。。 ちなみにコイルの外側から電気が流れるとN極、 内側から流れるとS極とします。 電源投入!! U相にプラス,V層にマイナスをつないでみましょう。 Wには何もつながってません。 これは、ESCとつながった1コマを切り取っています。 どうでしょう。 W相直轄のコイルたちが遊んでいますね。。 だけど、右のモーターモデル図を見てみてください! いい感じにモーター缶の磁石が反発して回っていきそうですよね! ※矢印が電流の流れていっている方向を表しています。 ※赤をN極,青がS極です。グレーは、遊んでます。 電気回路的にも一筆書きになりますので、電流は均等にかかっています。 N極S極のコイルの強さも均等にかかりますね! 次いってみましょう・・ ・ ・ ・ ・ ・ デルタ結線ですね。。 どうもデルタ結線のモーターは・・飛び方がもっさりでした。。 どうしてだろうか・・わかるかな?? 実際こんな感じでつながっています。 さて、電源ON!! ほうほう・・何やらあちこちに流れまわってますよ。。 U相直轄のコイルは、N極になっていますね。 Vと、Wのコイルにも電気が流れています。内側から流れているので、S極になっています。 しかし、、電気回路としてみた場合・・ N極の回路は、コイルが3つS極の回路は、コイルが6つの並列回路になっています。 おお・・中学校の化学ですかね。。 S極のコイルの抵抗値がN極の2倍ですね。。 えっと・・ちょっとググってきたのですが、 抵抗値が単純に倍なんで・・N極に2/3、S極に1/3の電流が生じるようです。 と、いうことは・・青くあらわしたS極は、極数では倍ですので、 2倍のパワーのN極x3極 半分のパワーのS極x6極(になるのかな・・) 半分半分ぐらいの磁力になっていそうです。。 右のモーターモデル図をご覧く...

ブラシレスモーターをばらしてみた。

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どうもヨシオです。 クラッシュなんかで、ダメになったブラシレスモーターなんかが・・ 結構たまってきました。。 ばらしてどんなふうになっているのか見てみたいと思います。 ・  ・  ・  ・  ・ ちょっとマニアックな・・ EMAX RS1108 4500KV を、ばらしてみようと思います。 違うモーターの写真を貼ってしまいましたが・・ モーターをばらすには、マイクロサイズの場合・・ 後ろのEリングを外せばばらせます。。 ワタシは、切れ味の落ちたニッパーでEリングを押し出して外してます。 ※ぴょーんと飛んで行って・・よく行方不明になります。。今のところ見つけきっていますが・・(マネするときは気を付けてください) Eリングが外れたら・・ モーター缶が抜けます! モーター缶に磁石がくっついていて、ステーターにコイルが巻いてあり・・ 電気の流れ方を制御して・・ モーターを回しているのですね。。(かなりざっくり・・) EMAX RS1108 4500KV は、 コイルがダブル巻きです。 そんでスター結線です。(かなりざっくり・・) ほとんどドローン用のモーターはスター結線ですが・・ それを見分けるには・・写真のスター結線って矢印のところを見て見てください。 シュリンクチューブで絶縁された配線があります。 これがスター結線の証です。(かなりざっくり・・) スター結線のほかにデルタ結線があります。 こいつが問題児の LDARC XT 1304 4100KV 。。 なんだか激安で売っているのだが・・かなりもっさりした飛びになります。。 燃費はいいのだけど・・パンチが全然ない。。 ばらしてみると・・ デルタ結線なんですよ。。 お隣さんと手をつないで輪になっているのがデルタ結線。 円陣を組んで「いくぞー!おー!」ってやっているスター結線に勢いで負けてます。。 デルタ結線は、フォークダンスをしているよう・・ 結線方法をスターに変えてしまえば・・化けるはずです。。フフフ・・ ※このモーターがパワーがないのは、、実力の様です、、いろいろと考えていくと、 デルタ結線の方がパワーが出ることが分かりました。(2020/6/8追記) さてさて・・ 外観がそっくりな・・ Racerstarの1206 4500KV モーターと、 GEPRCの1206 4500KV モーター。。 非常によく似ていますが・...