ブラシレスモーターをばらしてみた。

どうもヨシオです。



クラッシュなんかで、ダメになったブラシレスモーターなんかが・・
結構たまってきました。。


ばらしてどんなふうになっているのか見てみたいと思います。


・  ・  ・  ・  ・


ちょっとマニアックな・・EMAX RS1108 4500KV
を、ばらしてみようと思います。




違うモーターの写真を貼ってしまいましたが・・
モーターをばらすには、マイクロサイズの場合・・
後ろのEリングを外せばばらせます。。




ワタシは、切れ味の落ちたニッパーでEリングを押し出して外してます。
※ぴょーんと飛んで行って・・よく行方不明になります。。今のところ見つけきっていますが・・(マネするときは気を付けてください)



Eリングが外れたら・・
モーター缶が抜けます!

モーター缶に磁石がくっついていて、ステーターにコイルが巻いてあり・・
電気の流れ方を制御して・・
モーターを回しているのですね。。(かなりざっくり・・)



EMAX RS1108 4500KVは、
コイルがダブル巻きです。
そんでスター結線です。(かなりざっくり・・)
ほとんどドローン用のモーターはスター結線ですが・・
それを見分けるには・・写真のスター結線って矢印のところを見て見てください。
シュリンクチューブで絶縁された配線があります。
これがスター結線の証です。(かなりざっくり・・)



スター結線のほかにデルタ結線があります。
こいつが問題児のLDARC XT 1304 4100KV。。
なんだか激安で売っているのだが・・かなりもっさりした飛びになります。。
燃費はいいのだけど・・パンチが全然ない。。


ばらしてみると・・
デルタ結線なんですよ。。
お隣さんと手をつないで輪になっているのがデルタ結線。
円陣を組んで「いくぞー!おー!」ってやっているスター結線に勢いで負けてます。。

デルタ結線は、フォークダンスをしているよう・・
結線方法をスターに変えてしまえば・・化けるはずです。。フフフ・・

※このモーターがパワーがないのは、、実力の様です、、いろいろと考えていくと、
デルタ結線の方がパワーが出ることが分かりました。(2020/6/8追記)


さてさて・・
外観がそっくりな・・
Racerstarの1206 4500KVモーターと、
GEPRCの1206 4500KVモーター。。
非常によく似ていますが・・お値段がGEPRCの方が2倍ほどします。。


だけど、、先日行った推力テストでは、GEPRCの方が1.4倍ほどの推力をたたき出したのでした。

さて・・中を開ければわかるはずです。。
どうなっているでしょう・・??


下からのぞき込むと・・
どちらもスター結線ですが・・
おや?
Racerstarは、シングル巻きですね!!


GEPRCは、ダブル巻き。
ねっ。1相あたり線が2本です。

シングル巻きと、ダブル巻き・・
なにが違うって流せる電流が単純に2倍になります。(かなりざっくり・・)

シングル巻きで10回巻いてあったとします。
ダブル巻きは、2本で5回巻くのです。
巻いてあるエナメル線の径が同じ場合、ダブル巻きの方が電気が流れやすくなります。
どうもこの辺が・・見た目一緒でも推力に差が生まれた原因のようです。。

ということは・・Racerstarもダブルで巻けば・・フフフ・・



モーター缶を見比べてみます。
磁石の数も大きさも似ていますが・・GEPRCの方は、磁石がめり込んでますね。。
それとも磁石が薄いのかな??


計量・・


まあ、両方とも似たようなもん。。
磁石も同じぐらいでしょう。


GEPRCの方は、磁石が缶にめり込んでいるのですね。
これは、ずれにくそうです。
磁石がクラッシュによりずれたりするのを防ぐ役目がありそうですね。。
お値段が高いだけあって、凝った作りになってるのですね。。ふむふむ。。


Racerstarは、オーソドックスな磁石貼り付け型です。
これにより生産コストを抑えていると思われますね。
パッと見、一緒なんですがね・・


と、いうわけで、モーターをばらすといろいろ見えてきますね。

そりゃあ基本的には一緒ですし、構造も単純なもんですからね~

いやぁ。。こんなことするようになるとは、ドローン始めたころには思いもしませんでしたよ。。



どうもヨシオでした。。

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